２回目の「耳すま」

前回の鑑賞から５年。はじめて見たのはちょうど大学の卒業を迎える頃だった。

暁の頃に映画を見終わって、ちょうど最後の夜明けというエンディングと同じだったことは、

未だに鮮明に覚えている。見終わって、不思議なぐらい、あまりにも心が澄んできて、気持ちよかったのだ。

そして、今日、なぜか気が向いてもう一度見てみたのだけど、やはり味わいのある傑作だ。

それよりも、今となって、主人公の雫の悩みをしみじみと理解できるようになったことに驚いている。

自分が悩んでたことを、映画の中の人物がそのままセリフで言ってることに驚いている。

不思議なもんだ〜

カントリー・ロード この道　故郷へつづいても
僕は　行かないさ 行けない　カントリー・ロード
カントリー・ロード 明日は いつもの僕さ
帰りたい　帰れない さよなら　カントリー・ロード